昨日見た不気味なバーの夢

小学校の階段の様なところを延々降りていく。 隣には自分とそっくりな人。
何かを話しながら、ひたすら下の階へと向かう。
だんだん明かりが無くなっていって、最後にはほぼ真っ暗になる。
ぼくはそれ以上降りるのを躊躇ったが、
もう一人の僕が降りていってしまったので、仕方なく照明のスイッチを探しながら降りる。


手探りの中見つけたスイッチをONにすると、
自分は階段の途中にいて、その先にだだっ広い赤茶色の、
古い部屋がぼうっと現れる。
奥にあった無人のバーカウンターが
僕はとても怖くなって、一目散で最初のフロアまで駆け上がる。


一階にもバーがあって、女性のバーテンダーがいるので、
このずっと下のフロアにも古い無人のバーがあることを知っているか尋ねてみる。
しかし僕の質問から逃げるようにバーテンダーは右左に移動し、目を合わせない。
「知らない」と言い続けているので、
きっと何か知っているに違いないと思いながら、
目の前に出されたオレンジジュースに口をつけようか悩んでいる最中に
目が覚めた。