「クラシックギタリスト村治奏一、アルバム『SPARKS』制作プロジェクト」

■https://greenfunding.jp/lab/projects/667-sparks

プロジェクト終了まで残り数時間になりました!!じぶログにはなかなかUPできなかったのですが、たくさんの方々から『SPARKS』制作に関するすばらしいコメントをいただいているので、ここにまとめさせていただきます。



まずは音楽ライターのオヤマダアツシさんよりコメントいただいたのでご紹介!

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木曜日、「CDジャーナル」誌の仕事で、とても、とても、久しぶりにギタリストの村治奏一さんにお会いする。

「アランフェス協奏曲」をはじめとするギター協奏曲を集めたCDと、ソロの曲を集めたCDをリリースするのだが、それについては「CDジャーナル」へ書くとして、個人的におもしろいと思ったのはクラウドファンディングでCDの制作資金を集めるという、ある種の挑戦をしていること。
アメリカ留学時代などでいろいろな人と出会い、自分の情報アンテナを磨き、ギター(ギタリスト)という楽器のニーズやあり方、社会との関わり方などを考えたひとつの答えなのだろうか。
そこには単に「資金繰り」というだけではなく、その過程を通して支援者(ファンなど)と相互コミュニケーションを図りたいという考えもあるらしい。

お金を出してもらうためにはいろいろな信用が大事だし、自分をアピールする能力も求められる。僕はそういうスキルアップ対策を音楽大学や、ある種のセミナーのようなものでどんどんやればいいのにと思っているのだが、現実はどうなのだろう。

村治さんのクラウドファンディングは達成目標が40万円で、募集してから即日達成できた模様です。
ネームヴァリューだけではなく、PR映像(演奏)もすごくいいと思うし、なにがしたいのかも明確なので、プロジェクト全体が信用を生んでいるなあと思う。
でも、きっと金額達成がゴールではなく、CDのリリースまで、そしてリリースしてからどうなるのかまでがおもしろいはず。

資金の支援は3月7日まで継続中。
PR映像もいくつかあります。

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先日「CDジャーナル」誌でインタビューをしてくださった音楽ライターのオヤマダアツシさんより。すばらしいコメント、ありがとうございます!!



コメント紹介2つ目は、『SPARKS』ジャケットの画像を手がけてくださったラファエル・ローゼンダールさん。作品に込める想いを綴ってくれました。

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昔から絵とアニメーションとのはざまに心惹かれてきました。凝縮された絵と、絶えず変化する「動く絵」。このふたつの間(あわい)が、わたしの創作の場です。

「動く絵」と鑑賞者との関係性は刻々と変わっていきます。 そのうち、スクリーンとその他あらゆる面と、何の違いもない世の中になる気がしています。どんな表面も思うままに変えることができる。 そんな予感、希望につき動かされて「動く絵」を創り続けています。

ラファエル・ローゼンダール

I have always been interested in the space between painting and
animation. The concentration of painting, the liveliness of the moving image. I operate in the area between those two.

Our relationship with the moving image is always changing.
I imagine we will live in a world where there is no difference between a screen or any other surface. Any surface can change at will. It is this feeling, or expectation, that drives me to create moving images.

Rafaël Rozendaal

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ラファエルさんの作品も展示されている『光るグラフィック展』が銀座クリエイションギャラリーG8にて開催しています!3月31日まで行われてます。それにあたってラファエルさんが来日されていて、お会いできました!!ご興味あればぜひ。

■http://www.cinra.net/news/20140207-hikarugraphic



コメント紹介、お次は『SPARKS』デザイン監督の川村真司さんです!

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対話しながら CD を作りたいというコンセプトを聞いて、本当に素晴らしい考え方だなと思いました。今のオンラインメディアを駆使すればそういった制作プロセスが可能になるという、モノ作りの根底をしっかり見越して新しいことに挑戦されようとしている姿勢にとても共感しました。

そしてそんな新しい作り方を「クラシック」というジャンルで実現しようとしているのが実に面白いと感じ、アルバムのデザインで参加させていただくことになりました。村治さんの言う「対話」をデザインでも実現できるように、印刷でありつつインタラクティブ性のあるデザインにしたいと考え、レンチキュラー印刷を使った、見る視点によって絵が変化するジャケットを制作します。そしてそのアニメーション部分の制作を、友人であり世界的なネット・アーティストである Rafael Rozendaal に依頼しました。

彼の描き出すアニメーションと村治さんの奏でる音自体も対話をし、化学反応を起こしてくれるようなジャケットに仕上げられたらと思っています。

川村真司

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作品への向き合い方をはじめ、共感し尊敬する川村さんからこのようなコメントいただき、さらにデザインで参加していただけたこと、ほんとうにうれしく、『SPARKS』を作ってよかったな、と実感しきりです!



さらに、なんといっても応援してくださっているみなさまからのコメントがエネルギー源となっています!ぜんぶ載せたいところですが、抜粋させていただきます!!

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刻々と進捗状況を教えていただいて、こんなにCDやコンサートを待ち遠しく思ったのは初めてです。楽しみにしてます。今後も様々な活動頑張ってください。



沖縄のシュガーホール、かりゆしホテルでの演奏会に娘とお邪魔させていただきました。一音一音心に響くような丁寧で繊細な演奏、親しみやすいお人柄にそれ以来すっかり魅入られてしまっています。 また、ぜひ沖縄にもいらしてください。サロンコンサート形式で間近に演奏を聴けたら本当に幸せです。 11歳の娘も楽しみにしています。「これからも応援しています!」とのことです。



先駆的な試みで、内容共に期待しています。



こういう形があるのを初めて知りました。とても楽しみにしています!応援しています!!



奏一さんのプロジェクトに参加できることを嬉しく思います。 少しではありますが、応援させて下さい。



これからの展開と心意気に!



がんばれ がんばれ!!



Best of Luck! 頑張って下さい!

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などなど、今回プロジェクトをしてみたからこそ、たくさんの方々と交流が持つことができました!!みなさまありがとうございます!



さてさて、「クラシックギタリスト村治奏一、アルバム『SPARKS』制作プロジェクト」(https://greenfunding.jp/lab/projects/667-sparks)は、今晩12時までです!ひさびさに『じぶログ生』で生練習を公開して、最後まで募集のお願いをすることにしました!

こちらも併せて見てみてくださいね~。