最終日の今日は栃木県足利市立南小学校。
楽屋となっていた音楽室に、二人の生徒さんが迎えに来てくれました。
呼ばれるまで体育館ソデで待機。 ドキドキ。
今日のお客さんの数は、この5校の中で最大の300人超。
地元テレビ局や、新聞記者の方々も来ていました。
開演前は、代表生徒さんによる挨拶の言葉と学校紹介。
質問コーナー。 大阪を出て以来、油断をしていたら・・・
「結婚してるんですか?」
・・・。
想定を遥かに超えた一撃に、
真顔で、
「しておりません。」
と、何のひねりもないアンサーをしてしまいました。
公演後は取材に来ていた記者の方々からインタビュー。 最初は足利ケーブルテレビ。
とちぎテレビ。
最後は下野新聞のインタビュー。
北千住まで一本で帰れる特急「りょうもう号」は一時間に一本しか無いため、速攻で荷造りし、慌しく南小学校を後にしました。
普段のソロ公演でのお客様の層を拝見していると、小学生の方は一公演につき数名という割合。 これ程多くの生徒さん達の前で演奏させてもらえるという事は、僕にとっても大変嬉しく、またとても意義のある事です。 今回回った5校のどの生徒さん達も、真剣に演奏を聴いてくださいました。 純粋な耳で聴いてくれて、また純粋な反応を示してくれるので、ある意味とてもシビアなお客様達です。 つまらなければ耳を閉ざしてしまうし、面白ければ割れんばかりの拍手をしてくれます。 だから、普段の公演以上に、僕自身が楽しむ事、その一点に専念しました。 面白いか、面白くないか、という芸術の根本を再確認させていただけて、大変貴重な小学校訪問ツアーでした。